Webサイト公開の流れメニュー

わかりやすい!公開するまでの簡単な流れ

簡単に説明するとWebサイト(ホームページ)を公開するまでに「Webサイトの制作」「ドメインの取得」「サーバーホスティングの契約」の3つのステップが必要です。

Webサイト自体は自分のパソコンで作れて自分のパソコンで見ることが出来ます。しかしこれでは自分のパソコンからしかWebサイトを閲覧できません。Webサイトを公開するということはどこの場所にいてもインターネット環境を利用し閲覧できる様にすることです。どこの場所にいても閲覧するためにはWebサイトをインターネット環境で閲覧できる特別な場所に置いておかなくてはいけません。そこの特別な場所というのがWebサーバーと言います。Webサイトを閲覧するために必要な名前(住所)がホームページアドレスです。ホームページアドレスはインターネット上の住所みたいなものです。Webサーバーへ自分のWebサイトを保管するためにサーバーホスティングの契約が必要となり、ホームページアドレスの名前を契約するのにドメインの取得が必要になります。

Webサイトの制作

企画
Webサイトの制作でまず始めるのがどういうWebサイトにするかの企画します。
どんな情報をどんな相手に伝えたいのか?
伝える情報はどのように準備するか?
どのように展開していくか?
など制作する前にいろいろ企画することが大事です。

素材集め
どのようなWebサイトにしたいか決まったら、Webサイトで使用する素材を集めましょう。Webサイトを公開する場合、文章や写真を勝手に引用してはいけません。所有権のある人に承諾を得るか、自分で素材を創らなくてはいけません。自分で素材を創る場合は文章の作成、写真はスキャニングやデジタルカメラを利用して作成しましょう。

制作
文章や写真などの素材がしっかり集まったら次は制作です。Webサイト制作での主な言語はhtml、CSS、Javascriptです。htmlとはブラウザにWebサイトを表示するために必要な言語。CSSとは主に見た目のコーディングに必要な言語。Javascriptとは機能的な部分の制作に必要な言語。この3種類がWebサイト制作では大きな役割をはたします。

この他にもアニメーションや動きのあるWebサイトを制作する場合はFlash、掲示板、お問い合わせ機能、キーワード検索などの機能的な部分を制作するにはcgi、php、aspなどがあります。

これらの言語を利用してWebサイトを制作します。

ドメインの取得

ホームページアドレスの名前を契約するためにドメインの取得が必要になります。例えばhttp://www.webdesign-s.com/というホームページアドレスを設定する場合は、webdesign-s.comというドメイン名を契約しなければなりません。

http://www.webdesign-s.com/

webdesign-sは第二レベルドメインと言い、登録されていないドメイン名なら自由に設定できます。Webサイトに関連のある名前や短い名前が好まれる傾向にあります。

.comは第一レベルドメインといい「.com」「.net」「.org」「.jp」「.info」などがあります。 「.com」「.net」「.org」などは自由に取得できますが「jp」は日本国籍がある人のみ、「co.jp」は営利目的とした商用のドメインなど使用するためには制限のある第一レベルドメインもあります。

第二レベルドメイン、第一レベルドメインを合わせた状態でよくドメイン名と呼ばれています。注意!登録されてあるドメイン名は使用できません。ドメイン名が決まったらドメインを取得する前に一度登録されていないかどうか確認しなくてはいけません。第二レベルドメインの名前や第一レベルドメインとの組み合わせをいろいろ考えて登録されていない名前を考えましょう。

またドメインの取得には登録料金、更新料金が掛かります。登録料金、更新料金については契約する第二レベルのドメイン名により異なりドメイン登録年数が長いほど、ドメイン登録料金は割安になります。ご希望のドメイン名が登録されているかどうか、登録料金、更新料金についての詳しい情報は「お名前.com」で調べると便利です。ドメインの取得に関してはサーバーホスティング会社を契約する際にお願いするのがいいでしょう。

ドメインの取得

インターネット上で公開する為にWebサーバーへ自分のWebサイトを保管してもらう必要があります。 このWebサーバーに自分のWebサイトを保管してもらうことがサーバーホスティングの契約になります。 自分でもサーバーを設立、管理することも可能ですが、設備や維持に多くの費用がかかるため中小規模のWebサイトはサーバースペースをレンタルするホスティング会社へ依頼すると安価で良いサービスを受けられます。

サーバーホスティングの種類には大きく分けて「専用サーバー」「共用サーバー」の2種類あります。

専用サーバーとは
サーバーの中に自分のWebサイトのみを保管しておくこと。サーバー容量が多く、速度・セキュリティーも安定している。高価!大型サイト、アクセス数の高いサイトによく利用される。

共用サーバーとは
1つのサーバーを共有してWebサイトを保管しておくところ。サーバー容量は共有するため専用サーバーより少ない、速度は他のユーザーの使用状態に左右される。安価!中小規模のサイトは共用サーバーで十分です。

DNSサーバーの設定。
サーバーが決まったらDNSの設定が必要になります。DNSサーバーの設定とは自分で契約したドメイン(例:http://www.webdesign-s.com)でサーバーへアクセス出来るように設定することです。ドメインの契約もサーバーホスティング会社さんに一緒にお願いすると手続きも楽になります。

サーバーにWebサイトを置く(データーを送る)ためにはFTPソフトを利用します。FTPソフトを利用してWebサイトをサーバーへ置いたら完了です。